こんにちは。御すぐき処・京都なり田です。
10月を迎えましたね。
日中はまだ暑い日もありますが、朝夕は肌寒い時も増えてきたように感じます。
先日、京都なり田本店の前を流れる明神川沿いを歩いていると、どこからか金木犀の香りがふんわりと漂ってきました。小さな秋、発見です。
さて、京都なり田では秋のお彼岸のころ、本店ののれんを秋冬仕様に替えました。
春夏の爽やかな白から、落ち着いた茶色へと衣替えです。
京都なり田のお漬物も夏のうりや水茄子等の商品に代わり、秋の商品がでてまいりました。
食卓に秋の彩りを添えてみてはいかがでしょうか。
【食欲増進!秋みょうが】
京都なり田の「秋みょうが」。爽やかな香り高いみょうがを酢漬けにしました。
肉や魚等の主菜に添えたり、お豆腐に薬味としてのせたり。
みょうがを縦4つ割りにしたり、小口切りにしたりと切り方を変えてみても食卓に変化があっていいですよ。もちろん、まるまる1個そのまま食べてもOKです。
■みょうがの旬っていつ?
みょうがはそうめんや冷ややっこなどの薬味として使うことが多く、夏のイメージがありませんか?
実はみょうがの旬は通常6月から10月中頃まで。夏から秋にかけて旬といえます。
夏に採れたものは「夏みょうが」、秋に採れたものは「秋みょうが」と呼ばれています。
一般的には秋みょうがのほうが、赤い色が強く、ふっくらとして大きいのが特徴です。
■みょうがの持つ健康効果は?
みょうがの独特な香りはアルファピネンという精油成分によるもの。
食欲増進や、発汗、消化、血液循環などの機能を促す作用があります。
また、ホルモンバランスを整える効果があるため、生理不順や更年期障害などにも良いそうです。
【サラダのアクセントに!赤かぶスライス】
赤かぶをスライスして甘めに漬け込みました。
食べやすい大きさにスライスしてあるので、包丁いらずで、そのまま盛り付けられます。
サラダの彩りにもぴったりです。
■かぶの旬っていつ?
かぶは通年出荷されていますが、寒い時期のほうが甘味もましてより美味しさを感じられます。
11月ごろから1月頃が最も出回る時期。スーパーでもよく見かけるようになります。
秋の始まり頃は赤かぶの実の部分をスライスした「赤かぶスライス」のみ販売しております。
より寒さが増してくるころには葉付きの赤かぶ・白かぶを漬け込んだものも販売いたします。
そちらもぜひお楽しみください。
■かぶの持つ健康効果は?
かぶの実部分はでんぷんの消化酵素としてはたらくアミラーゼを含んでおり、胃もたれや胸やけを解消する働きや整腸効果があります。
【副菜の一品として。きのこ醤油漬け】
しめじ、舞茸、エリンギに七味をきかせた歯ごたえのある醤油漬けです。
副菜の一品としても十分ですし、麺類の具材としても活用できる一品です。
■きのこの旬っていつ?
秋といえばおいしい食材が目白押し。きのこも代表的な秋の味覚のひとつに思い浮かぶのではないでしょうか。
実はきのこには旬がありません。
スーパーに行くと年中並んでいるきのこ。現在ではきのこは、最適な環境を整えられた工場で栽培されているのがほとんどのようです。
ですが、やっぱり秋になるときのこを食べたくなりませんか?
■きのこの持つ健康効果は?
きのこには健康な肌や髪を作ったり、骨を丈夫にする働きのあるビタミン類が豊富に含まれています。
疲労回復効果もあるそうです。そのほか、食物繊維も豊富なので、老廃物を排出する働きもあります。
秋本番前の京都で手土産を選んでみませんか?
秋のおすすめを3つご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
これらの商品は京都なり田オンラインショップでも取り扱っております。
お漬物お一つからご注文いただけますので、是非ご利用くださいませ。
また、京都市内には上賀茂本店の他に直営店が2店舗ございます。
市内中心地からのアクセス抜群の四条河原町の高島屋地下1階。
新幹線やJRなど京都駅を利用される方に便利な京都駅隣接の伊勢丹地下2階。
どちらの店舗にも、多数商品ご用意しておりますので是非お立ち寄りください。
紅葉シーズン最盛期を迎えるとたくさんの方がいらっしゃる京都。
10月ごろだと、比較的落ち着いて見て回れると思います。
旅のしめくくりに、京都なり田のお漬物を手土産にされてはいかがでしょうか。
京都なり田は、上賀茂の土地で300年以上”すぐき漬”を作り続けています。