こんにちは。御すぐき處・京都なり田です。
立春を迎え、暦の上では新しい1年を迎えました。
さて、節分では恵方巻を作ったというご家庭も多いのではないでしょうか。
海苔は余っていませんか?
もし余っていれば必見!お漬物を使った韓国風海苔巻きにチャレンジしてみませんか?
ごま油と塩で味付けしたご飯で作る海苔巻き。酢飯とは違った味わいが楽しめますよ。
意外と簡単!漬物を具材に韓国風海苔巻き
【材料】(2巻分)
ごはん 茶碗3杯分
◎塩 少々
◎ごま油 大1
◎白ごま お好みで
牛肉 100g
●砂糖 大1/2
●醤油 大1/2
●酒 大1/2
●豆板醤 小1/2
●にんにく 小1/2
田舎漬け刻み 30g
人参 1/3本
大葉 4枚
海苔(全型) 2枚
【作り方】
- 人参は千切りにし、耐熱ボウルにいれる。ふんわりとラップをかけ電子レンジで加熱(500ワットで2分くらい)。
粗熱がとれたら軽く水気を絞り、塩少々とごま油少々を絡める。 - ●をボウルに混ぜ合わせておく。
- サラダ油を熱したフライパンで牛肉を炒め、火が通ってきたら2を加えて炒め合わせる。
- 炊きあがったご飯(茶碗2杯分)に◎をふりかけ混ぜ、粗熱をとる。
- 巻きすの上に海苔をのせ、ご飯を広げていく。
この時、海苔のざらついた面を上にする。
※巻きすがない場合はラップで代用できます。
海苔の上にご飯を薄く広げていく。
この時、手前1cmほど奥3cmほどあけて、ご飯を広げる。 - 広げたご飯の中央よりやや手前に具材(人参・牛肉・田舎漬け刻み・大葉)を並べ、手前から奥に向かって巻く。
- 2cmほどの厚さに切る。
※水で濡らしてしぼったキッチンペーパー(あるいは布巾)で都度、包丁をふきながら切ると崩れにくい。
こりこりした歯切れのいい食感の田舎漬(きざみ)に、甘辛く味付けした牛肉や人参の甘味、大葉の爽やかな香りがベストマッチ。
片手で簡単につまめてしまうので、気づけばあっという間になくなってしまいます。
商品紹介
京都なり田では大根のお漬物を複数取り揃えております。
その中から、今回のレシピで使用したのは「田舎漬(きざみ)」。
そもそも「田舎漬」ってな~に?
「田舎漬(きざみ)」ということは刻んでいないのもあるの?
そんな疑問にお答えします。
昔ながらの沢庵。田舎漬
大根を糠と食塩等で漬け込んだ昔ながらのたくあんのことを、
京都なり田では「田舎漬」と呼んでいます。
収穫した大根を2か月ほど塩漬けし水分を抜いた後に、ウコンや風味付けの茄子の葉等を混ぜ込んだ特製の糠床で1年ほど本漬けして出来上がります。
100gあたり250円(税抜)
甘い仕上がりの沢庵が苦手な方におすすめ。
食べる際は、水洗いして糠を落としてからお好みの厚さに切ってお召し上がりください。
コリコリっとした歯ごたえに、癖になる酸っぱさ。田舎漬をお供に白ご飯が何杯でもすすみます。
田舎漬はグラム売り。
直営店・電話注文でのみお買い求めいただけます。
生姜と組み合わせてさっぱり!田舎漬(きざみ)
「田舎漬」とは違った味わいの楽しめる「田舎漬(きざみ)」。
「田舎漬」を食べやすく刻み、生姜とあわせました。
上でご紹介した海苔巻きに使用したのがこちら。
こりこりの食感はそのまま。糠漬け独特の香りが和らいださっぱりした味わいです。
糠漬けが苦手な方でも食べやすい仕上がりになっていますよ。
田舎漬(きざみ)はオンラインでもお求めいただけます。
いかがでしたでしょうか。
田舎漬と田舎漬(きざみ)、違いは刻んであるか・ないか、ではありません。
ぜひ、二つの味の違いをお楽しみください。
よもやま話
令和になって迎える初めての春。
新元号「令和」の出典元となった万葉集の歌に梅が詠まれているのは、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
昔から多くの歌に登場してきた梅。学問の神様・菅原道真公も梅を愛でたことで有名ですよね。合格祈願にお参りされる方も多いと思います。
京都の代表的な天神さんといえば、北野天満宮。
境内では早咲きの梅が咲き始め、春の兆しが感じられますよ。
梅が咲き始めるこの季節は高校・大学受験や期末試験等で夜遅くまで勉強されている学生さんも多いことでしょう。
そんな学生さんを持つご家族の皆さん!
本日ご紹介した海苔巻きを夜食にどうでしょうか。
お茶漬けやおにぎりで一休みもいいですね♪
厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、頑張っている学生さんがそれぞれの花を大きく咲かせることができますように。